前回記事にしたお気に入りの飲茶レストラン、詳細情報です。記事後半で、ちょいと辛口の、ベジタリアンやグルメ論も少々。
ここでのお気に入りは、蒸した海老の水晶餃子と、韮(Green Leek)餃子。
デザートがまずい中華には珍しく、オリジナルの点心スイーツもいけます。うしろは、香港で朝ごはんに人気という、たまご味カスタードパイ。緑の松ぼっくりの正体は??次回の記事でどうぞ。
★★★Golden Unicorn(麒麟金閣)
Category: Dim Sum
Neighborhood: Manhattan/Chinatown
住所:18 E Broadway
(between Catherine St & Market St)
New York, NY 10002
電話:(212) 941-0911
www.goldenunicornrestaurant.com/
●ちょっとしたコツですが、
飲茶の時間は毎日10-4時(無休)
混むのは12-1時半なので、
お勧めは10時半頃の開店30分後以降か2時半過ぎの遅めランチです
早すぎると品数がそろってないし、遅すぎると品数がなくなるので、これまた注意。
最寄駅は、
Canal Street (J, M, Z, N, Q, R, W, 6)
Chambers-Brooklyn Bridge/City Hall (4, 5, 6, J, M, Z)
East Broadway (F)
ってなっているけど、10分ぐらい歩くかも。
たぶん一番便利なのは、バス!
3rdAveを通っている103のバスで、
キャナル通りを通りすぎて2つ目のバス停で降りると、
徒歩1分です。
ここで、私はオーストラリアのBBC簡単に料理を購入することができます
かゆいところに手が届く、写真での行き方も。①みたいな通りで、②の看板を発見したら、ドアをはいる。すると③の看板が。この後ろのエレベーター、、、に 乗るほどでもないので右手に通りすぎると、④の階段があるのでそこから2階へ。2階のほうがキッチンが近いので、出来たてがでます。でも混んでるときは3 階にまわされるかも。
どうみても非常ドアという感じのそっけないドアをあけると、こんなホテルの宴会場のような巨大レストランへ到着です。
今、ZAGAT2009最新版や、口コミサイトYelp!で確認したら、このレストラン、まあまあ上位のほうだったけど、ずば抜けて人気があるわけではないらしい。でも、ZAGATガイドって白人ホワイトカラーの投票者が多そうだし、アジア系ごはんについての白人系のひとたちの評価はあてにならない、と経験上思います。やはり肉食民族と、草食民族であるアジア人とは評価のポイントが違うことが多いのです。アジア人から変な風にアメリカ人の舌やテイストに合わせた(迎合した)店が、ランキング上位にきている気がします。
何ナット
西洋系料理に関しては、まだまだ私もZAGATを参考にしているんですけどね。でもそっちでも、ZAGATがNYで初めて発行され1990年代には、これを読んでいるのは本当に食べるのが好きで、仕事でもプライベートでも食べまくっている一部のグルメなひとたちのみでした。彼らの経験に裏付けられていたので、ZAGATは外れないガイドブックとして、一躍人気を博したんだと思います。でもあれからほぼ20年。すでに、これだけ有名になっちゃって日本版まででちゃうと、投票者の質がかなり落ちている感じ。グルメ経験の少ない若者や、外国で初めて食べた料理になんでも感動しがちな観光客も投票参加していたら、そりゃあ評価の質も落ちるのは当然。今回アメリカにきて、ウォール街のグルメな元同僚たちが以前ほどZAGATを信頼してない のを感じました。
また私、グリーングルメとして7割ベジタリアン化しているので、これまた一般の油もの・白カーボ大好きなアメリカ人の味覚とはまったく違っています。だから、彼らがおいしいと行列する、Joe's Shanghaiのショウロンポウとか、豚の脂ぎった味で食べられたもんじゃあありませんでした。だいたいこれなら、上海の有名店で食べたものの最上の記憶があるんで、わざわざNYで食べる理由はないぞ、と。どうせNYで食べるなら、ちょいといい風にベジタリアン化した、アメリカならではの中華が食べたい、と思うんです。
というわけで、食べ物処、食べ物の評価は難しい。その人の、
国籍(生まれ育った国や食べ物)
健康的ベジタリアン度合い
グルメ経験度や年齢
ダイニングテーブルの上に刃物の部分を設定する方法
などで、美味しいと思うものがまったく違ってきますからね。だから私の"美健楽"レストランや食べ物も、通常のデブフード好きな人からしたら、まずいかもと思う。逆に、私も某人気ニューヨークブログを一気に読ませていただいておりまして、写真の美しさにひかれて、お勧めレストランに3つほど行きました。なっ、なんじゃこりゃ?まずい。。。または、まずくはないんだけど、なんでこれがおいしいんだ?と疑問が。7割ベジタリアン化した私の舌には、化学調味料や悪い油の味、素材の悪さなどが、合いませんでした。残念。
つまり、食べ物系ブログというのは、そのブログさんのお勧め処を2,3行ってみて、自分に合うという人のところを信じればいい。みんなに合う美味しいものって、健康指向が多様化している昨今は、特にみつけにくくなっているんだと思います。まあ食べ物の選択は、人生の選択でもあるので、個人がいろいろ違っているのが当たり前。私自身でも、昔美味しいと思ったものと、今美味しいと思うものは全く違っていることが多いです。
今の私が、個人的に信じている情報源は、
自分と同じグリーングルメ、7割ベジタリアンの人が実食した体験的ベジガイド。
特にアメリカ人の白人系の、
ゆるベジタリアンで肉もたまには食べるよーという、
元グルメから病気を経てベジタリアン化した、
30代以上の大人たち
とは、野菜や素材のデリケートな味覚を味わいたいとする点に、共感できます。
一方、ベジタリアン料理に関しては、アジア人の一般的味覚はあてにならないことが多い。最先端のベジタリアンには、アジア人がまだまだ少ないみたいだからかな。特に中国本土なんかは、まだまだ美味しいものグルメなものをおなかいっぱい食べられる、経済先進国になりたい!という、日本の高度成長期みたいな感じ。こういうときは、デブフードなグルメフードに憧れるもんだと思います。つまり高級な動物性プロティン、霜降り神戸肉や脂の乗ったまぐろがごちそう。そういうデブグルメフードをおなかいっぱい食べて、病気でもしたら、やっと健康指向に目が向くのかなあというのが、いまの実感なのです。
とはいえ、日本を含むアジアの国々も、伝統的料理や田舎のほうでは、自然にベジタリアン生活で、意識しなくてもグリーングルメ!というひとたちが多いのです。沖縄のさらに離島の長寿村の人々とかね。でも、都会で教育をうけたり働いている一般的日本人、アジア人たちは、まだまだベジタリアン発展途上国なのかなあと、個人的には思っています。もっともっとグリーングルメな人たちが、日本でも増えてほしいな。そしたらオーガニックやナチュラルな食材や食品が、もっと安くなるからね。勝手な独り言でした。
グリーングルメの7割ベジタリアン食、わりと趣味に合うかもと思われたら、
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